会社情報

不織布づくり一筋に、半世紀。
グループ一貫体制で高品質な
製品づくりを実現。

シンワは不織布づくりで国内トップクラスの実績を持つメーカーです。不織布とは、織らない布と書くとおり、繊維をさまざまな方法で“結合”して作る布のことです。
不織布の製造技術は1950年代半ばに我が国に輸入され、シンワではいち早くこの不織布の製造に取り組み、1966年から生産を開始しました。現在までに約半世紀の歴史を重ねています。
不織布の特徴は、従来の布とくらべて比較的生産が簡易で、リーズナブルなコストを実現できる点と、素材や繊維の結合方法(シンワは他社に例のない5つの生産技術を確立)を工夫することで、さまざまな機能を持たせることができる点にあります。シンワは、この不織布の素材開発から生産、加工までを手がけています。生産、加工については、国内2工場・中国子会社2社・インドネシア1社で主に行い、また、販売についても自社営業部門と関連会社・東京メディカルを持ち、事業の川上から川下までをグループ企業で担える一貫体制を築いています。一貫体制の最大のメリットはノウハウ共有や課題克服のための取り組みがスピーディに行える点にあります。
シンワが不織布生産を開始してすでに半世紀以上、現在ではさまざまな産業のお客様から高品質な不織布づくりで高い評価をいただいています。

シンワ本社工場
厳しい品質管理が求められる不織布の生産工程
高品質な製品の開発に積極的に取り組んでいます

商 品生活・食・衛生・医療などさまざまな分野へ。

不織布は現在、多くの産業分野で欠かせない素材となっています。シンワが不織布製品を届ける産業分野は、生活・食品・衛生・医療・土木&建築・農業など多岐に渡ります。品種としては約1万2,000種にも上ります。カラーやサイズ・重量、素材や添加物、さらには吸水性や保湿性、強度といった性質の違いも多種多様です。シンワはロール状の不織布原反を、上記産業分野の各メーカーに販売するほか、自社製品としても数々の製品をラインナップしています。

不織布は産業のさまざまな分野で活躍しています。シンワでは生活、食品、医療など大きく分けて7つの分野に製品を供給しています。


シンワが生産し、関連会社・東京メディカルが販売する各種不織布製品は「オールタイム」ブランド。高品質不織布製品として高い評価を受けています。

ファストフード店など食品分野向けにカウンタークロスを生産
医療分野向けにはマスクや白衣などを生産
食品分野ではミートペーパーなどを生産
生活分野では包装資材や日用品などを生産
農業分野にも不織布製品が活躍